大学受験の成否は冬休みにかかっている

高校生が一番実力をつけるのはいつでしょう?
20数年家庭教師をやっていますが、やはり大学受験直前の冬休みに伸びる受験生が多いと感じています。

大学受験直前の冬休みに成績が伸びる理由

どうして短期間しかない冬休みに伸びる受験生が多いのでしょうか。
1 やる気が増すから
2 集中力が高まるから
3 それまでの努力が開花するから

多くの受験生は大学受験直前の冬休みになってはじめて、1から3までの全てが揃うからなのです。1つずつ見ていきましょう。

1 やる気が増すから

冬休みには自分の実力がどのくらいで、どの大学なら合格しそうなのかを感じているはずです。あとどのくらい頑張れば第一志望の大学に手が届くのかも分かっているでしょう。ゴールを実感できればやる気も増します。
夏以前なら成績が上がれば第一志望を変更してもっと上にと考えてしまい、どこまで勉強すれば良いのか分からなくなってしまいます。やはり冬休みにゴールが見えてくることでやる気が出るのです。

2 集中力が高まるから

高校3年生の冬休みに入れば、大学入試センター試験まで1ヶ月を切っているので焦るはずです。大学受験が直前に迫っているということで背水の陣のように必死になれる環境になっているのです。さらに高校生活といった日常の雑事から離れて大学受験勉強に集中できるのは冬休みしかありません。受験生自身の精神状態と環境が大学受験勉強のみに集中される時期は冬休みだけになります。他の時期よりも自然に集中力が高まります。

3 それまでの努力が開花するから

子供の頃から勉強してきたことは全て大学受験のためと言っても過言ではありません。2学期の終わりには全てを習い終えることになります。全て習い終えたあとに集中して勉強することでいろいろなものが繋がっていきます。習いながら繋げるよりも習い終えてから繋げる方が効率が良いのです。1つの知識は忘れやすいのですが繋がった知識は忘れ難くなります。


大学受験直前の冬休みに実力を伸ばす2つのコツ

冬休みが短いからと言って無理をしすぎて試験当日に体調を崩す受験生もいれば、諦めてほとんど勉強しない受験生もいます。やはり成績を伸ばすためのコツがあるのです。

1つ目のコツはスケジュール管理にあります。スケジュールと言うと大変そうと思ってしまうでしょうが、単に6時起床を心がければ済みます。大学受験直前となると頑張って勉強して深夜に及ぶことになりがちです。勉強時間が取れているなら夜型でも良いという主張もありますが、大学受験は朝からテストを受けるのが普通で、夜型になってしまえば頭の働かない時間帯に大学受験を向かえることになります。これでは100%の力は発揮できません。

2つ目のコツは、大学受験に有利になる科目を中心に勉強することです。9割取れる科目を満点に引き上げるには時間が足りませんが、全く分からない単元を克服するにも時間がありません。どの科目を勉強すれば良いのかは後ほどお話します。
まず、冬休みには何時間勉強すれば良いのだろうという素朴な疑問にお答えします。